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【概要】
社会が抱えている実際の課題やニーズを理解し、それらの課題解決のための種を一緒に探していくワークショップです。課題解決に向けたプロセスの中で、自分の専門性にとらわれない柔軟な発想力と応用力を身につけます。今回は、企業3社からのテーマに基づき、計6回のワークショップを通じて多様な分野から集まった履修生や企業参加者とチームを作って解決策を考えていきます。自分の研究力がどのように産業界で活かせるのか知りたい方、アイデア出しやプロジェクト立案について学んでみたい方、イノベイティブな発想法を身につけたい方、是非一緒に体感してみませんか?
【スケジュール】
第1回 課題提案と研究紹介 10月10日(水)13:00-17:50(会場:広島大学東広島キャンパスVBL)
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第2回 企業見学と現場訪問 10月17日(水)13:30-17:50(会場:未定 バス送迎有)
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第3回 検討ワークショップ 10月31日(水)13:00-17:50(会場:広島大学東広島キャンパス)
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第4回 検討ワークショップ 11月14日(水)13:00-17:50(会場:広島大学東広島キャンパスVBL)
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第5回 検討ワークショップ 11月28日(水)13:00-17:50(会場:広島大学東広島キャンパスVBL)
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第6回 成果発表会 12月12日(水)13:00-17:50(会場:広島大学東広島キャンパス ライブラリーホール)
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※初回、最終回の後、情報交換会の開催を予定しております。開催会場などは、履修生・参加者の状況を見て変更になる場合がございます。
【対象】
以下の「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」連携大学(*)に所属するすべての大学院生・ポスドク等若手研究者
(*)広島大学,山口大学,徳島大学,岡山大学,島根大学,鳥取大学,愛媛大学,香川大学,高知大学,高知工科大学, 鳴門教育大学,岐阜大学,国立遺伝学研究所,県立広島大学,広島市立大学,広島国際大学,立命館大学
注1)遠方の博士課程後期学生及びポスドク等若手研究者に対しては、交通費等を支給します。
注2)広島大学大学院共通授業科目「イノベーション演習」の一環として行います。
注3)応募者多数の場合は抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
【ファシリテーター】
川瀨 真紀 広島大学産学・地域連携センター/トランスレーショナルリサーチセンターバイオデザイン客員准教授
三須 敏幸 広島大学学術院 教授 グローバルキャリアデザインセンター 副センター長
奥原 啓輔 広島大学 産学・地域連携センター 共同研究部門准教授
星野 由美 広島大学学術院 助教 大学院生物圏科学研究科 陸域動物生産学講座
【提案課題詳細】
☆課題1☆ どのように、ある地域で“屋上”を活用するか
毎日の生活の中で、“屋上”のことを考えたことはありますか。 いざ屋上について考えてみると、「屋上はどのような空間なのか」、「屋上はどのように使われるか」、「屋上は、屋上のある建物やその近隣でどのような役割を担っているのか」など、知らないことからの疑問が湧いてきます。 このテーマを考えるために、ある地域を決め、その地域の5〜10年後先について未来洞察を行い、「このような地域になる」というシナリオを描きます。描いたシナリオから、未来の状況を想像し、屋上への理解を深めながら、屋上の活用を考えます。
提案企業: 株式会社ラックス 公式HP http://www.lucks.co.jp//
☆課題2☆ どのように、「住み続けたい」と思う“地域”を下見に作るか
新学期と共に、広島大学東広島キャンパスに通学する学生さんたちが、下見で暮らし始めます。多くの学生さんは、“下見完結型”と呼ばれる、下見の自宅とキャンパスの往復を中心に、卒業までの時間を過ごすといわれています。このテーマでは、まず、「有意義に過ごす」ことや、「住み続けたい」と思うのは、どのような経験を通してか、理解を深めます。そこからヒントを得て、「こんな理想の下見」を描き、地域づくりやまちづくりについて考えます。
提案企業: 株式会社プランニングサプライ 公式HP http://www.1172525.com//
☆課題3☆ どのように、西条酒蔵通りの入口で“窓口”になれるか
100年以上に渡り、東広島市の中で新聞を届けることは、地域に暮らす人たちに、大切な情報を継続して届けることでもあります。新聞や行政広報紙の配達に加えて、ミニコミ紙発行、留学生、地元生活者が集まる場づくりを通して、情報の受け渡しを進めています。JR西条駅近くの酒蔵通りに立地する店舗リソースを“窓口”に見立て、情報発信の窓口、情報受信の窓口、人をつなぐ窓口、人が集まる場所への窓口など、さまざまに考えられないでしょうか。このテーマに取り組むために、JR西条駅周辺、酒蔵通りの5〜10年後先について未来洞察を行い、「このようなJR西条駅周辺、酒蔵通り」という状況を描きます。描いた状況を想像しながら、周辺のリソースを組み合わせ、だれが使えるどのような“窓口”になれるかを考えます。
提案企業: 株式会社小泉新聞舗 公式HP http://koizuminp.com/company/
【申込方法】
・広島大学在籍の学生はMyもみじで大学院共通授業科目「イノベーション演習」を検索し登録してください。その際、第一希望と第二希望の提案課題を上記から選択し、記載してください。
・上記以外の方は、10月8日(月)までに、メールの件名に【第3回課題提案型ワークショップ応募】と明記の上、①所属大学・研究科・専攻、②学年、③氏名、④電話番号、⑤第一希望と第二希望の提案課題を記載して、HIRAKU運営協議会事務局(hiraku@hiroshima-u.ac.jp)へ送付ください。
※ご提出いただいた希望テーマは、第1回ワークショップでグループ分けを行うための参考とさせていただきます。状況によってはご希望に添えない場合もございますのでご了承ください。
【事前課題】
第1回ワークショップでは受講者による自己紹介(1分程度)を予定しています。専門分野や研究内容に加え「他人に自慢できる強み・スキル」などを含めた簡潔な紹介ができるよう、準備してきてください。
主催: 科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業(次世代研究者育成プログラム)「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」
本プログラムは、文部科学省の実施する科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業*1「次世代研究者育成プログラム」の取組で、「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」をテーマに、広島大学・山口大学・徳島大学が共同実施機関となり(代表機関は広島大学)、連携機関には中国・四国地方を中心とする西日本の国公私立大学、そして多くの企業や公的機関の協力を得て実施しています。
https://hiraku.hiroshima-u.ac.jp/
共催: 広島大学 産学・地域連携センター「ひろしまアントレプレナーシッププログラム」
http://hirodai-edge.jp/