テニュアトラック導入による若手研究者の自立・流動促進プログラム

プログラムの内容

有望な若手研究者を国内外から共同で公募・選考し、テニュアトラック教員として採用します。採用後は、PI(研究室主宰者)として自立した研究活動が行える環境が用意されます。多様な雇用・流動形態(ラボローテーション、クロスアポイントメント含む)の導入により、他機関の研究者とのネットワーク構築、武者修行の場を提供し、最終的な受け入れ先とのマッチングを図ります。採用においては、優秀な女性が活躍する機会を増やすため女性枠も設けます。

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* 着任月は、原則4月、10月ですが、募集年度内であれば別月での着任も可能です。

コンソーシアムを通じて採用されたテニュアトラック教員には、以下のような支援・取組を実施します。

  1. URAと研究事務補助員を配置し、研究に専念する環境と研究推進支援体制を提供する。
  2. スタートアップ研究費として200万円程度を助成する。*1
  3. 各機関のニーズや研究者本人のキャリア発展に資する場合に、複数機関で「ラボローテーション」を実施する。
  4. 共同実施機関内で若手研究者を雇用したままでの「共同実施機関以外の機関への派遣」を可能にする。
  5. 研究者の年俸を複数機関でシェアし、シェアに応じて一定期間を異なる機関で研究活動に従事できる「クロスアポイントメント」を実施する。
  6. 研究環境や研究の積極的展開に関して、随時相談できるメンターを配置する。
  7. 中間評価および最終評価によって審査およびマッチングを行い、適材適所の雇用の機会を創出する。

*1 助成額は変更の可能性があります。