イノベーション創出人材の実践的養成・活用プログラム
プログラムの内容
「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」に所属する若手研究者(博士課程後期学生を含む)が、地域や国際社会を変革するイノベーション創出人材として自立するために、実践的な養成環境を提供します。企業や自治体等との連携により、共同研究やPBL(Problem Based Learning/Project Based Learning)に基づくインターンシップ派遣の形で、実際の事業や地域社会における課題解決に貢献する機会を提供します。また、このような社会の多様な場での活躍を可能とするトランスファラブルスキルの養成により、若手研究者の実践的な養成と効果的な活用を図ります。
具体的な取組は、次の4つの視点で行います。
-
1. 若手研究者の研究力・企画力の養成
- 若手研究者のスキルを適正に指標化し、文理融合で育成・活用するための基幹ITシステム「若手研究者ポートフォリオ(HIRAKU-PF)」を構築します。社会の多様な場での活躍を可能とするトランスファラブルスキル養成講座など、実践的な研究力の獲得と研究の効果的な活用を目指した養成科目を展開します。さらに各機関でも相補的・相互的に協力し、人材や資源を活用していきます。
-
2. 長期インターンシップ派遣(2カ月以上)
- 若手研究者の長期インターンシップは、単なる就業体験ではなく、、実際の企業や社会が抱える課題に対して、その解決やイノベーション創出を目指して実施します。
>> 長期インターンシップ
-
3. シーズ・ニーズの出会いの場の提供
- HIRAKU-PFなどを活用して、人材および研究シーズ・ニーズの情報共有を図ります。さらに、大学・企業間での分野/文理融合による対話型ワークショップや、コンソーシアム人材セミナー、若手研究者シーズ発表会、未来博士3分間コンペティションなど、スキル開発・ネットワーク構築・理解増進を目的とした関連イベントも開催します。
>> イベント
-
4. マッチング支援
- 長期インターンシップや、共同研究、就職支援など、産官学によるコンソーシアムおよびHIRAKU-PFを駆使して、若手研究者の可能性を広げていきます。