第2回課題提案型ワークショップ 成果発表会

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ワークショップ概要
社会が抱えている実際の課題やニーズを理解し、それらの課題解決のための種を一緒に探していくワークショップです。課題解決に向けたプロセスの中で、自分の専門性にとらわれない柔軟な発想力と応用力を身につけることを目的としています。今回は企業2社からの3テーマに基づき、半日のワークショップ計4回を通じてテクニックやツールを学びながら、2か月にわたって解決策をチームで考えてきました。

成果発表会概要および趣旨
大学院生やポスドク研究者たちが産業界からの参加者と交わってアイデア出しやプロジェクト企画に取り組んだ結果について発表を行います。
まず、「失敗に学ぶ」をテーマとし、この2か月間で各チームがぶつかってきたような壁を、数多く乗り越えながらビジネスを成功に導いたイノベーターとして、大学発ベンチャー起業家の体験談を聴きます。
そして4回のワークショップを含む2か月間を振り返った後、各提案課題に取り組んだチームごとに、イノベイティブな発想法を身につけた結果どのような解決策が生まれたのか発表します。そして、演習に参加した学生や若手研究者の各チーム代表とそれぞれの提案企業代表をパネリストとしたパネルディスカッションを行い、各ワークショップで得た学びを振り返りながら、この体験が実社会で生かせるものだという可能性を検証します。

【日 時】2017年12月15日(金)13:00-17:15
【会 場】広島大学東広島キャンパス 中央図書館1F ライブラリーホール
※終了後、情報交換会を開催いたします。(参加費:学生1,500円 社会人2,500円)

課題詳細:
<思考型テーマ>
1.「佃煮 Tsukudaniのポジショニングをデザインする」(仮) 課題提案企業 株式会社ヒロツク

伝統食としての佃煮について学び、その強みを考え、「佃煮」の再定義を試みます。イノベイティブな思考法を理解し、新しいコンセプトを生み出すためのプロジェクトです。
株式会社ヒロツク 公式HP  http://www.hirotuku.co.jp/

2.「木の文化を再構築する」 課題提案企業 株式会社トイロ
木と触れ合う生活をどのように残せるかについて考えます。子どもたち、10代、20代の人たちが木と触れ合う機会を設計することで、新しい木の文化の育成について考え、見つけ出すプロジェクトです。
株式会社トイロ 公式HP  http://www.toiro.co.jp/

<探求型テーマ>
3.「佃煮 Tsukudaniの付加価値をサイエンスする」(仮) 課題提案企業 株式会社ヒロツク

例えば、健康への効果や化粧品への応用など、佃煮の持つ潜在的な力を探ることで、新しい付加価値の創造を試みます。参加者の専門性も生かしつつ、佃煮を科学する方法を考え、その新たな用途を見つけ出すためのプロジェクトです。

当日プログラム(暫定):(タイトルも含め、当日変更する可能性がございます)
13:00 開会挨拶
13:05 基調講演 「失敗に学ぶ」(仮) 島田昌之 広島大学学術院 教授 生物圏科学研究科
株式会社 広島クライオプリザベーションサービス 代表取締役
13:50 休憩
14:00 ワークショップを振り返って
14:10 成果発表
15:25 提案企業による講評
15:45 休憩
16:00 パネルディスカッション
「点を結んで、新しい価値を創る」
connecting the dots, crafting new new values
パネリスト: 提案企業2社代表 x 学生・研究者各チーム代表4名
16:50 全体総評
17:00 閉会挨拶

申込方法:
12月14日(木)までに、右記QRコードをクリックし、起動したメール内に表示される記載事項を明記の上ご送信ください。もしくは①氏名 ②所属機関 ③部署・役職・学年 ④懇親会参加の有無を記載し、題名に「第二回課題提案型ワークショップ 成果発表会」と明記してHIRAKU運営協議会事務局(hiraku@hiroshima-u.ac.jp)にメールをお送りください。
締め切りを延長しました!

主催:
科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業(次世代研究者育成プログラム)
「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」
共催:
広島大学 産学・地域連携センター「ひろしまアントレプレナーシッププログラム」
広島大学 フェニックス協力会
後援:
広島県
中国地方総合研究センター