平成28年10月13日(木) 、第26回コンソーシアム人材セミナー「大塚製薬株式会社 製剤研究所 所長 加藤 雄介 氏による講演」を開催しました(参加者40名)。
参加者のコメントの一部を掲載します。
・大塚製薬のことだけでなく、採用、研究、ライフプランについて講師自身の経験からお話をいただき、自分に足りなかったことが見えてきた。講師の「できるかぎり具体的に、自分がどのような強みや人脈等を使って、その夢を実現しようとしているかを描くこと。」という言葉を聴き、私自身の向かうべき方向性について改めて考えて行こうと思った。(生物圏科学研究科 女性)
・博士への進学についての講演かと思っていたが、大塚製薬についても広く知ることができて良かった。オロナミンC、ポカリスエットの印象が強かったが、医薬関連事業にも非常に力を入れていることが分かった。また、企業が人材に関してどのような考えを持っているかも知ることができた。私たちの研究室では、基礎研究が主で、企業での研究とは方向性が違い、採用に対して不安があったが、企業は私たちの問題解決能力等も重視されていることが分かり、今後の研究や就活でも活かしていきたいと思った。また、博士と修士では、求められることが多少異なり、博士の方は人物を見るのみでなく、研究の成果やその能力も求められていることを実感した。(理学研究科 男性)
・「博士課程後期まで行くと民間企業への就職に不利。」と言う話を聴くことがあるが、本日の講演で、それは間違いで、結局はその人次第であること、また研究内容が直接社会に出て活きるわけではないが、研究で結果を出すために努力したことによって、社会に出てからの自信になることを強く感じた。社会に出て自分は何をしたいのかを、良く考えて大学生活を過ごしたい。また今は目の前の研究に全力で取り組んで行こうとも思った。(生物圏科学研究科 男性)