第4回課題提案型ワークショップ「イノベーション演習2019」第6回開催報告

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2019年11月13日(水)14:35~17:50 広島大学東広島キャンパス総合科学研究科K202講義室にて第6回講義が開講されました。学部生・大学院生および特別研究員などの履修生11名と,ヒロツクの社員の方々がスカイプで参加しました。

本講義では,各チーム持ち時間15分(発表10分,質疑応答5分)で,中間報告会が行われました。

『FuwaFuwa』チームでは,ムスリムの人々へ向けてのビジネスモデルが提案されました。外国人にわかりやすいウェブサイト,パッケージデザインの改善,ハラル認定の商品であることを明示するマークを用いるなど,の試みが必要だと考えました。多くのムスリムがいる中で,まずは広大の留学生を対象とし,留学生のネット―ワークをつかって広げていくことを目指したモデルです。


『Innovators』チームにおいては,若年層に絞ったビジネスモデルが提案されました。ウェブデザインはユーザーフレンドリーで多言語対応したサイトを若者向けにデザインし,さらにパッケージの嗜好の調査も行いました。食堂においてテスト的に販売することも考え,広大から他大学へ,さらに他の世代へ発信し,日本食として定着させていくことが大事だと考えています。


『GIFTs』チームからは「メッセージの通貨化」と「プレゼントとしての価値」について提案されました。お中元やお歳暮など,日本人が定期的にプレゼントを送る風習を利用したビジネスモデルです。包装紙にメッセージを印字し付加価値を与えることで,人と人とをつなぎ心温まる体験を提供することを目標としています。


 
各チームで,様々な趣向を凝らしたビジネスモデルの提案がありました。また,ヒロツクの社員の方々から質問やコメントをいただき,改善点を発見できました。講義のおわりに,三須先生から最終報告会についての説明がありました。チーム間で意見交換をして,ビジネスモデルのブラッシュアップをしていきました。