第4回課題提案型ワークショップ「イノベーション演習2019」第2回開催報告

>> English Page

2019年10月9日(水) 大学院共通科目「イノベーション演習」の第2回演習として,フィールドワークが実施されました。大学院生および特別研究員などの履修生11名と講師を含む計17名が,提案企業である株式会社ヒロツク本社工場を見学しました。

仕入れた材料の在庫保管,昆布の切断,振動や回転による異物除去,グレード別に区分されたボイル処理,味付け,打ち上げから冷却,包装,出荷に至るまでの工程を丁寧に見学させていただきました。「工場見学なんて中学以来・・・」と言った声が多々聞かれる中,自動化された機械の仕組みに興味を持つ参加者がいたり,人海戦術で行われている様子を食い入るように見つめている参加者がいたり,工場スタッフの方々を質問攻めにする参加者がいたり,その興味と視点はさまざまでした。

その後,株式会社ヒロツクの工場長や各部門のキーパーソンをお呼びして,質疑応答時間となりました。参加者たちは,自分の研究での専門知識や経験を基に,組織体制から品質管理,商品開発やマーケティング,営業目標に至るまで,さまざまな質問やコメントを投げかけました。第3回開催に向けて,色々な詳細課題が見えてきたようです。