2018年10月10日(水)12:00~17:10 広島大学東広島キャンパス 産学・地域連携センター ベンチャーラボラトリーオフィス(VBL Office)において初回が開講されました。学部生、大学院生、特別研究員をはじめ提案企業やその他企業からの参加者を含め25名が一堂に会しました。
はじめにワークショップ全体の流れについて説明が行われた後、アイスブレイクとして受講者全員が自己紹介を行いました。続いて提案企業として株式会社ラックスの山田社長、株式会社プランニングサプライの田儀エリアマネージャー、株式会社小泉新聞舗の鈴木前社長および奥様から企業紹介プレゼンが行われ、各企業の歴史、強み、そして今回ご提案いただいた課題の背景などを伺いました。
その後テーマごとに3チームに分かれ、『イノベーションマップ』を使ってさらに両企業の歴史をひも解き、主力サービス・商品の流れや転機などを纏めながら企業そのものへの理解を深めました。履修生の中の1人は、「これは研究にも使える。系統立てて考えられる」とコメントしていました。
アイディエーションの基本となる考え方を『パーティー企画ゲーム』を通して学び、より新しい発想を得る方法として『ブラケティング』のコンセプトを学びました。
「肯定して乗っかる」こと、「あたりまえ」を一度横に置いて「ブラケティング」することなど、わかっているようで日常できていないことを再認識し、その効果を体感しました。
そしてイノベーションマップの分析結果を踏まえ、『アーカーの価値3分類』に従って企業価値を再検討し、どのような価値を残していくべきか話し合いました。『PESTLE分析』を切り口とする未来予測を始め、次回のフィールドワークに向けて観察項目を検討することが宿題として出されました。