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2018年06月29日(金)~7月3日(火)にかけて、広島・徳島2会場で「イノベーションマネジメント2018」が開講されました。”Project Management for Innovation”と題したワークショップには、博士課程前期、後期在籍者をはじめ、特別研究員(PD)やコンソーシアム教員を含む若手教員まで、さまざまなレベルの若手研究者21名が、プロジェクトマネジメントについてケーススタディを用いて体験的に学びました。
=広島会場=
【日時】6月29日(金)10:00-17:00 / 6月30日(土)10:00-16:00
【会場】広島大学東広島キャンパス 学生プラザ4F 多目的室1・2
=徳島会場=
【日時】7月2日(月)10:00-17:00 / 7月3日(火)10:00-16:00
【会場】徳島大学常三島キャンパス 日亜ホール
<広島会場開催報告>
まず、ステージ別、言語別に4チームに分かれ、ケーススタディーを選択しました。いずれのチームも「分野融合型の外部資金申請」というテーマを選択したところ、非常に現実的・具体的な企画が生まれてきました。参加者はプロジェクト運用のノウハウを体験的に学ぶと同時に、分野融合で協働することの効果・重要性を再認識しました。
発展途上国を対象とする低価格で育てやすい穀物の開発、卵子の健康状態をAIを活用して測定する技術の開発、プラスチックに変わるエコフレンドリーな素材の開発など、その企画案は多岐にわたりました。グループワークの合間には互いのチームを行き来して意見し合う時間が設けられていました。企画は異なっても、それぞれの分野・視点から意見を投じることによって得られるインサイトは多く、多角的な視野を取り入れ合う効果を実感できました。
参加者からは、「プロジェクトの設定、計画、ステークホルダー分析、タスク分け、サブタスクへの分解、そしてモニタリングに至るまで、一つ一つのステップを体験的に学べてよかった。(教員)」「バックグラウンドも志向も異なる参加者と一緒にケーススタディーに取り組むことは非常に勉強になった(M/D)」といった感想が寄せられました。講師も含め笑顔と会話と実りの多い二日間となりました。